パソコン初心者脱出

電卓を使う


パソコンを使い始めた当初、パソコンの画面を見ながら、電卓をたたいていたことがあります。

実は、Windowsに電卓機能があることを知らなかったんですよね。(ハズカシィ〜)

はたから見ると、おかしな光景だったと思います。
計算機にむかって、計算機(弱小)を使っていたのですから。


ところで、Windowsの電卓ですが、どのように起動していますか?

スタートメニューから起動するのはメンドーですよね。
[スタートメニュー] → [プログラム(P)] → [アクセサリ] → [電卓] とたどっていかなくてはなりません。

電卓を起動するのがメンドーで、エクセルで計算してる人もいるかと思いますが、電卓の方が起動に時間がかかりませんので、簡単な計算をする場合は、電卓を使った方がいいでしょう。

そこで、「ファイル名を指定して実行」を使えば、簡単に電卓が起動できます。

「Windowsロゴ[左下にあるキー] + R」を押すと、
「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示されますので、コマンド入力欄[名前(O)]に「calc」と入力して、「Enter」を押します。

これで、電卓が起動されます。

一度、「ファイル名を指定して実行」に入力したコマンドは、履歴が残りますので、次回からは、「↓」と「↑」で選択できます。
また、コマンド入力欄[名前(O)]の右端にある「▼」をクリックすると、履歴一覧が表示されますので、そこから選択することもできます。


それでは、チョット便利な電卓の使い方を紹介します。

「Alt + V」を押すと、電卓の種類を選択するメニューが表示されますので、ここで、「S」を押して関数電卓にします。

次に、関数電卓の左上にある「Sta」を押し、「統計ボックス」を表示します。

この後、電卓に数値を入力して、左下にある「Dat」を押すと、電卓の値が「統計ボックス」に入ります。

同様にして、いくつかの数値を「統計ボックス」に入れます。

この状態で、「Ave」を押すと、「統計ボックス」に入っている数値の平均値が算出されます。
また、「Sum」を押せば合計が、「s」を押せば標準偏差が算出されます。

個々の数値を確認しながら、計算できますので、便利だと思います。


ついでに、「MC」,「MR」,「MS」,「M+」の機能も説明します。

ボタン 機能
MC メモリ中の数値を消去
MR メモリ中の数値を表示
MS 表示されている数値をメモリに記憶
M+ 表示されている数値をメモリ中の数値に追加

【 使用例 】

1.「100 * 1.05 =」を入力後、「MS」を押す。
  [メモリに記憶]

2.「200 * 1.05 =」を入力後、「M+」を押す。
  [メモリ中の数値に追加(105 + 210)]

3.「MR」を押すと「315」が表示される。
  [メモリ中の数値を表示]

4.「MC」を押した後、「MR」を押すと「0」が表示
  される。

  [メモリ中の数値を消去]

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