パソコン初心者脱出

常に前面に表示する


「常に前面に表示する」と聞いても何のことか
分からない人が多いと思います。

どのような状態かといいますと
「Ctrl + Alt + Delete」を押して表示される
「タスクマネージャー」のような状態です。


「タスクマネージャー」は他のアプリケーションが
アクティブの状態になっていても常に見える状態に
なっていますよね。
通常のウィンドウですと、
後ろに隠れた状態になり見えなくなります。


「常に前面に表示する」にすると、
他のウィンドウにあるデータを見ながら、作業をする
場合などに、ウィンドウの切り替えが必要ありませんので、
効率良く作業ができます。

また、株価など常に変動するものを見ながら、
他の作業をする場合にも有効です。

なんでもすけ
というフリーソフトを使うと
任意のウィンドウを「常に前面に表示する」に
することができます。


いったんこのソフトを使って
「常に前面に表示する」に設定した後は
「なんでもすけ」を終了しても、問題ありません。

また「常に前面に表示する」に設定したウィンドウを
一度閉じてしまうと、効果はなくなります。


どのような仕組みになっているか簡単に説明します。
それぞれのウィンドウは「常に前面に表示する」かどうかの
情報をもっています。
通常はそれが OFF の状態になっています。
これを ON にすることで「常に前面に表示する」に
設定されます。

この情報はアプリケーション毎に持っているのではなく、
ウィンドウ毎に保持されています。

アプリケーションによっては「常に前面に表示する」に
設定できるものがありますが、
これは、そのアプリケーションがウィンドウを
立ち上げる時に、そのウィンドウに対して
「常に前面に表示する」設定をしています。


-----追記-----
WinTop」というフリーソフトの方が、
ショートカットキーで簡単に常に前面に表示する
ことができます。

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