仮想デスクトップとは、
デスクトップの画面を仮想的に複数作り、
作業に応じて切り替えて使うものです。
アプリケーションを切り替えるのではなく、
アプリケーション群を切り替えるといった感じですね。
現実の世界で考えると、
用途にあわせて、複数の机がある状態です。
専用の机があれば、作業を切り替えるとき、
いちいち片付けなくてもいいですよね。
仮想デスクトップはウィンドウの配置を
それぞれの作業に対して、キープしたい場合に有効です。
例えば、データを見ながらエクセルで作業をしている時に、
メールを確認したくなった場合、
メールソフトのウィンドウを表示しなければなりませんが、
その後に元のウィンドウ配置に戻すのは、
チョットした手間がかかりますよね。
突発的な作業が発生した場合などに、
すぐに直前の状態に戻せるのは便利です。
メール用、作業用、ブラウザ用など、
それぞれのデスクトップを持つことで
作業効率が上がります。
複数のウィンドウを立ち上げて作業をしている人は、
一度試してみてはいかがでしょうか。
ただ、それぞれのウィンドウを
全画面表示で作業しているような場合は、
使ってもあまり意味がないです。
現状、必要なくても、今後必要になる可能性もありますので、
どのようなものなのか、試してみることをお勧めします。
仮想デスクトップのソフトとして
Virtual Desktop
があります。
ソフトレビューも参考にして下さい。
Virtual DesktopのVDCust.exeをダブルクリックして表示される
ダイアログの
[その他の動作]タブの[タスクバーを押して変わった時のみ]
のチェックをはずせば、「Alt + Tab」でアプリケーションを
切り替えた時にデスクトップも切り替わりますので、
他のキー操作を覚えることなく使えると思います。