パソコン初心者脱出

ショートカットキーを使う(実践編2)


今回は、全くマウスを使わずに、目的のファイルを開く方法を紹介します。

この方法を、日常的に使うようになれば、周囲のあなたを見る目が、変わってくるかも〜

それでは、手順を説明します。
実際にやりながら、説明を読むと分かりやすいと思います。

1.エクスプローラを起動する。
  「Windowsロゴ[左下にあるキー] + E」を押します。

2.目的のファイルが格納されているドライブを選択
  する。

  エクスプローラ起動時は左のウィンドウが操作対象
  になっていますので、「↓」または「↑」を押して
  ドライブを選択します。

3.目的のファイルが格納されているフォルダを選択
  する。

  手順2で、ドライブが選択された状態になっている
  と思いますので、「→」を押してドライブを展開表
  示します。
  尚、展開表示の状態で「←」を押せば、閉じる事が
  できます。
  展開表示にした状態で、「↓」または「↑」を押し
  てフォルダを選択します。
  ここで、フォルダ名が半角英数字で始まっている場合、
  素早く選択する事が可能です。
  例えば、以下の通り、フォルダがあったとします。

 Aフォルダ
 Bフォルダ
 C1フォルダ
 C2フォルダ


  「B」を押せば、Aフォルダをとばして、Bフォルダを選択
  してくれます。
  「C」を押した場合、最初はC1フォルダを選択します。
  再度、「C」を押すと、C2フォルダを選択します。
  さらに、「C」を押すと、また、C1フォルダを選択
  します。
  もっと下層のフォルダに格納されている場合、「→」
  を押せば、フォルダも展開表示されます。

4.目的のファイルを選択する。
  「Tab」を押して、右のウィンドウを操作対象にします。
  左のウィンドウに操作対象を戻したい場合は、
  「Shift + Tab」を押せばOKです。
  「↓」または「↑」を押してファイルを選択します。
  ここでも、ファイル名が半角英数字で始まっている
  場合は、素早く選択できます。
  また、「End」を押せば一番下のファイルを、「Home」
  を押せば一番上のファイルを選択できます。
  「PageDown」の場合は、表示されているファイルの
  一番下、「PageUp」の場合は、表示されているファイル
  の一番上のファイルが選択されます。

5.目的のファイルを開く。
  「Enter」を押せば、選択しているファイルを開くこと
  ができます。
  また、「Alt + Enter」を押せば、ファイルのプロパティ
  を見ることができます。


前回、複数のファイルを選択状態にする方法について、説明しましたが、マウスを使わない方法も紹介します。

例えば、以下の通り、ファイルがあったとします。

 ファイル1
 ファイル2
 ファイル3
 ファイル4
 ファイル5

ファイル1が選択された状態で、「Shift」を押しながら「↓」を押していけば、選択状態のファイルを増やしていくことができます。

また、ファイル3が選択された状態で、「Shift」を押しながら「Home」を押せば、ファイル1〜ファイル3が選択状態になり、「End」を押せば、ファイル3〜ファイル5が選択状態になります。

ファイル2とファイル5を選択したい場合は、ファイル2が選択された状態で「Ctrl」を押しながら、「End」を押し、ファイル5が点線で囲まれたら、「Space」を押せばOKです。
もちろん、「End」の代わりに、「↓」を押して点線で囲まれるファイルを一つずつ、移動していくことも可能です。

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